STORY
これまでの歩み
「ITの力で、日本の農業を元気付けたい」

エンジニアリング企業であるGitobiが、事業の軸足を「農業」に置くことに決めたのは、2016年のこと。
きっかけは、創業者の小野寺が何気なく手にした一冊の本でした。そこに書かれていたのは、日本の農業の構造と、その継続発展の妨げとなる課題の数々。これまでさまざまなITサービスを生み出してきたGitobiなら、それらの課題を解決できるかもしれない——。可能性を探るため、農業の勉強を始めた小野寺は、そこで、日本のフルーツ栽培の難しさに直面します。
「自分は幼い頃から、フルーツ、なかでも日本のフルーツである“梨”に親しんできた。世の中の課題を解決するエンジニアリングの力を、どうせなら自分の好きな物事のために使いたい」
こうして、大学や農業試験場の力を借りながら研究開発を行い、誕生したのが、Gitobiの「フルーツ工場」事業。日本のフルーツが、より美味しく簡単に栽培できる未来、そしてその先に、世界中の人に愛される未来を思い描いて、このサービスは誕生したのです。